新型コロナワクチンの円滑な接種への要望
日本共産党大津市会議員団
2021/7/8
新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種に向けての緊急要望
コロナ禍が長引く下、市民の命と健康を守るために、昼夜を問わずご努力いただいていることに敬意を表します。
現在本市においては、集団接種に続き、市内医療機関での個別のワクチン接種が進められているところです。ところが国による新たな接種方針の発出やワクチン供給量の不透明さが明らかとなり、各自治体でのワクチン接種に大きな影響が及び、自治体が翻弄されているのではないかと仄聞するものです。こうした情報に市民の中に不安や疑問が広がっています。ワクチン接種を希望する市民にとっては、市が頼りであり、丁寧な対応が期待されています。ついては、市民の声を代弁すべく、以下の通りワクチン接種に責任を負う自治体として、円滑な接種に向けて迅速かつ丁寧な対応を行うよう緊急要望します。
記
- 国及び滋賀県から速やかにワクチンの供給量について正確な情報を取得し、今後の見通しについて市民の理解・協力が得られるよう、市としてのワクチン接種に対する方針を市民に明らかにすること。
- 1回目の予約ができている場合には、2回目の予約が漏れなくできるようにするとともに、予約に向けての情報が行き届くようにすること。
- インターネット予約の場合は、予約の控えを印刷することができ、前日にお知らせメールが届くが、電話予約の場合、確認する書類（予約票）がない。日時の確認ができるように、ハガキを郵送するか、1回目の接種時に2回目の接種予定日時を記載した予約票を渡すなどの対応を行うこと。
- 高齢者の中には、予約ができないなど何らかの理由で接種をあきらめる方がおられたり、DV被害者やホームレスで接種券が手元にない方もおられる。そのような方々に必要な手立てを早急に検討し適切な対応を行うこと。
- 業務量に応じて、新型コロナウイルスワクチン接種対策室の職員体制の強化を行うこと。
以上